カードローンが保証人なしの理由は審査と金利でリスクヘッジしているから

カードローンが保証人不要でお金を借りられるのは、保証人を必要としないかわりに、みなさんの収入や信用度を入念にチェックする審査があるからです。

また、保証人が必要なローンと比べて金利が高く設定することで、万が一貸倒が起きたときの損失を少なくしているのも理由のひとつ。

この記事では、カードローンがなぜ保証人不要で利用できるのかを詳しく解説し、保証人が必要ない代わりに気をつけてもらいたいこともお伝えします。

保証人とは、お金を借りた人（主債務者）が借りたお金を返済できなくなったとき、代わりに返済する責任を負う人です。

ただし保証人は、催告の抗弁と検索の抗弁とよばれる申し立てができるので、お金を貸した側からいきなり「主債務者の代わりに返済しろ」と言われるわけではありません。

借入先の選定理由2位は「保証人が不要」

さて、なんとなく保証人の役割をつかむことができましたか？

もし誰かに保証人を頼まないとお金が借りれないとしたら、ローンに申込むのをためらってしまいそうですよね・・・。

事実、日本貸金業協会の調査では、借入先の選定理由第2位が「保証人が不要」だったようです。
（令和元年度の『資金需要者等の現状と動向に関する調査結果報告｜日本貸金業協会』より）

保証人を頼んだがばっかりに、これまでの交友関係にひびが入ってしまう可能性も捨てきれません。

そうしたリスクを回避するために、どうせお金を借りるなら保証人不要の借入先を探す人が多いようです。

カードローンなら、誰かに保証人をお願いしなくてもお金を借りることができるので安心ですよ。

消費者金融のカードローンは、保証人不要でお金を借りることができる金融商品の代表ではないでしょうか。

例えばプロミスやアコム、レイクALSA、SMBCモビットは、どれも保証人不要で利用できるカードローンです。

ただし、どのカードローンも審査に通過しなければ利用することができません。

保証人が不要な分、自分自身で収入の安定性や信用度の高さを証明する必要があるんです。

カードローンの審査は収入の安定性と信用情報に傷がないかどうかがポイント

保証人を必要としないカードローンの審査では、安定した収入があるかどうかと、信用情報に傷がないかどうかが重要な審査ポイントとなります。

安定した収入とは継続した収入のこと

安定した収入とは、同じ勤務先から2カ月以上継続していただいている収入のこと。

なにも高収入である必要はないので安心してください。

信用情報に傷があると保証人不要のカードローンで審査通過は難しい

信用情報とは、過去に行ったローンやクレジットカードなどの申込、返済・支払の状況（信用取引）が記録された情報のことです。

つまり信用情報に傷があるとは、ローン返済やクレジット支払いを怠ってしまった場合を指しています。

これらの情報は、隠していればバレないというものではありません。

個人信用情報機関とよばれる機関に保存されていて、カードローンの審査では必ずチェックされるんです。

例えば、過去6ヶ月以内にいろんなカードローンに申込んでいたりすると、「この人はお金を返す当てがないのに手あたり次第申込んでいる」と判断され、審査に落ちてしまうこともあります。

銀行カードローンも、消費者金融のカードローンと同じく、保証人不要でお金を借りることができます。

ただ正確には、保証人が不要なのでなく、保証会社が変わりに保証人になってくれているというイメージです。

例えば、三菱ＵＦＪ銀行カードローン「バンクイック」ならアコムに、三井住友銀行カードローンならSMBCコンシューマーファイナンス（プロミス）に保証業務を依頼しています。

カードローンは、保証人を用意しなくても利用できます。

誰かに迷惑をかけることなくお金を借りたいという人にピッタリですよ。

ただし、その分金利が高くなっていることもちゃん理解しておいてください。

計画的に利用して、お金のピンチを乗り越えましょう。